各カテゴリー、それぞれの真剣勝負が繰り広げられた午前の各カテゴリーレースを終え、午後はUCIカテゴリーレース。選ばれし選手のみしか出場できない国際レースが行なわれた。
13時10分の号砲とともに飛び出したのはUCI Juniorカテゴリーの選手。18歳以下が対象となる本レースへのエントリーは2人だけながら、将来を期待させる目覚ましいスピードで駆け抜けていく。
この1年、信州クロスを中心にC1と混ざって目覚ましい走りを見せている横山航太(快レーシング)がスタートから独走態勢に入り、17歳の横山が5周を40分59秒で走りきり優勝。2分14秒遅れで山田誉史輝(HAPPYRIDE)が2位に入った。
UCI Junior結果
1位 横山航太(快レーシング) 40:59
2位 山田誉史輝(HAPPYRIDE) +2:14
ジュニアの1分後にスタートしたWomen。日本とアメリカから11名の精鋭を集めたレース、スタートで先頭に立ったのはローラ・ウィンベリー(Speedvagen Cyclocross Team)。ここに全日本チャンピオンの豊岡英子(パナソニックレディース)と宮内佐季子(CLUB viento)、ティナ・ブリュベッカー(Speedvagen Cyclocross Team)がチェック。
序盤で豊岡がメカトラで後退すると、先頭はローラとティナのスピードヴァーゲンコンビとなりレースをリード。しかし純白の全日本チャンプジャージの豊岡は徐々に先頭との差を詰めていき、そのまま逆転して独走態勢に。7年連続で日本の頂点に立つプライドを見せつけた豊岡が優勝。野辺山シクロクロスはこれで初開催から3連勝。2位にはローラに競り勝った宮内が入った。昨年の3位のティナは4位に終わったが、今年はチームメイトがポディウムに登ることになった。
UCI Women結果
1位 豊岡英子(パナソニックレディース) 38:42
2位 宮内佐季子(CLUBviento) +42
3位 ローラ・ウィンベリー(SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM) +44
4位 ティナ・ブリュベッカー(SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM) +2:07
5位 アレキサンドラ・バートン(Upper Echelon Fitness) +2:51
6位 齋藤磨実(TEAM MASA+/BOMA) +3:03