<Raphaスーパークロス野辺山2017 海外注目選手紹介・前半>

投稿者: | 2017年11月15日

今年で8回目を迎えるRaphaスーパークロス野辺山。長野県の野辺山高原を舞台に繰り広げられるこの大会は、UCI(国際自転車競技連盟)登録レースで行われ、国内トップレベルの選手たちだけではなく、海外勢のシクロクロッサーが多く集結する場所でもあります。そう、「日本一多くの海外選手達が集うシクロクロスレース」なのです。

昨年に引き続き来日する選手たちを含め、今年新たにこの冬の野辺山でしのぎを削る選手たちを前半・後半に分けてご紹介致します。

 

【クリストファー・ヨンゲワールド】

まずは、今年初めて今大会に出場するオーストラリア人選手「クリストファー・ヨンゲワールド(Port Adelaide CC)」。南半球のため、オーストラリアでは既に終了した2017〜2018年度の全豪シクロクロスチャンピオンであり。これまで数々のマウンテンバイクレースで活躍し、クロスカントリー競技を中心に様々なジャンルで13度の全豪マウンテンバイクチャンピオンにも輝いています。多くの来日外国人選手の中でも、最も注目の一人と言えるでしょう。オーストラリア選手権では、昨年に引き続き来日する「ギャリー・ミルバーン(SPEEDVAGEN × MAAP)」に勝利しましたが、今年の野辺山ではどのようなレースを繰り広げてくれるでしょうか?楽しみです。

クリストファー・ヨンゲワールドのインスタグラムはこちらから。

 

【エミール・ヘケレ】

続いての注目選手はチェコからのベテラン選手「エミール・ヘケレ(Stevens Bikes Emilio Sports)」。ロードだけではなく、もちろんシクロクロスにおいても大国であるチェコからのRaphaスーパークロス野辺山参戦は彼が初めて。今年始めに、ルクセンブルク、ベルヴォーで行われたシクロクロス世界選手権では同周回の22位、先日のヨーロッパ選手権では同周回の36位でレースを終えています。ヨーロッパ各地での長年の経験を、雨や雪が降れば凄まじい状況となるこの野辺山でどう生かすのか?シクロクロスファンだけではなく、多くの選手達が参考にしたくなるような走りが見れることでしょう。

エミール・ヘケレのインスタグラムはこちらから。

 

【ギャリー・ミルバーン】

アメリカ、オレゴン州でハンドメイドフレームを制作するSPEEDVAGEN(スピードヴァーゲン)と、オーストリアのサイクリングウェアブランド、MAAP(マープ)をメインスポンサーに持つチームに所属する「ギャリー・ミルバーン(SPEEDVAGEN × MAAP)」。昨年2日目のレースで見事優勝をさらった、印象的なガッツポーズを憶えている方も多いでしょう。季節的にはまだ早い積雪と泥が混じり、レース途中からは気温が急降下。Raphaスーパークロス野辺山史上、最も過酷だったと誰もが口を揃える2日目を制した渾身の走りを、今年も我々に見せてくれるでしょう。奇しくもオーストラリア人で最大のライバル「クリストファー・ヨンゲワールド」が今年は来日。全豪選手権の雪辱を日本で晴らすことが出来るでしょうか?注目です。

ギャリー・ミルバーンのインスタグラムはこちらから。

 

後半に続く。

カテゴリー: 2017