【ラファスーパークロス野辺山2018 注目選手紹介】

投稿者: | 2018年11月13日

今年で9回目を迎える「ラファスーパークロス野辺山」。標高約1,400mに位置する、長野県の野辺山高原を舞台に繰り広げられるこの大会は、UCI(国際自転車競技連盟)登録レースで行われ、国内トップレベルの選手たちだけではなく、海外勢のシクロクロッサーが多く集結する場所でもあります。そう、「日本一多くの海外選手達が集うシクロクロスレース」なのです。昨年に引き続き来日する選手たちを含め、この冬の野辺山でしのぎを削る選手たちを一挙にご紹します。

 

小坂光(宇都宮ブリッツェン  シクロクロスチーム)

昨年の「シクロクロス全日本選手権 野辺山」で見事初優勝を飾った小坂光選手が今年も今大会に出場。今年もすでに、国内UCIレース、JCXレースでも優勝を含む好成績を残しています。今シーズンもロードやMTBレースを精力的にこなし、中国のUCIレースでシーズン・インした小坂選手。スーパークロス野辺山では優勝経験もあり、何かと野辺山と縁深い彼の力強い走りに今年も注目しましょう!

 

今井美穂(Co2 Bicycle)

こちらも、昨年の「シクロクロス全日本選手権 野辺山」で見事初優勝を飾った今井美穂選手。日本では最も早く?8月末にシーズン・インしたオーストラリアでは、こちらもスーパークロスに参戦する「スクイッド・スクアッド」のメンバーとUCIレースでレースを大いに盛り上げていた模様。「泥々のコースが好きだし、向いている」と公言する、真にシクロクロッサーといえる彼女。海外選手と共に競う今週末の2daysは、最後まで手に汗握る展開となることでしょう。

 

【ギャリー・ミルバーン(MAAP ENVE CX Team)、オーストラリア】

今年で3回目の出場となる、オーストラリアのギャリー・ミルバーン。気候、コース共に「ラファスーパークロス史上最も過酷だった」と多くのエリート選手が口をそろえる2016年大会の2日目を制し、昨年も優勝こそ逃したものの、2日目では3位に入賞。アメリカ、ボルダーでレースをこなし、先週末の幕張直前に来日したギャリーの調子は、間違いなく今週末に向けて上がっているはず。日本人選手や、スクイッド・スクアッドのアンソニーとのレースに期待しましょう!ギャリー・ミルバーンのインスタグラムはこちらから。

 

【スクイッド・スクアッド(Squid Squad)、アメリカ】

いつも印象的なウェアやバイクでだけはなく、その走りでも多くのシクロクロスファンを楽しませてくれる「Squid Squad(スクイッド・スクアッド)」の4人。彼らが昨年に引き続き野辺山へとやってきます!先日行われたUCIレース「スターライト幕張」ではエリート男子でアンソニー・クラークが優勝、エリート女子でもサミー・ルーネルズが優勝、エミリー・カチョレックが3位に入っています。自分たちの自転車は自分たちでペイントを施し、とにかく明るく楽しむことを大事にする彼ら。その走りは当然ながら、自転車やウェアにも注目です!以下、スクイッド・バイクスのインスタグラムアカウントはこちらから。

アンソニー・クラーク(エリート男子)

エミリー・カチョレック(エリート女子)

サミー・ルーネルズ(エリート女子)

 

【エミル・ヘケレ(GALAXY CYKLOSVEC STEVENS)、チェコ】

昨年に引き続き、チェコからのベテラン選手「エミル・ヘケレ」が来日。ロードだけではなく、もちろんシクロクロスにおいても大国であるチェコからのラファスーパークロス野辺山参戦は彼が初めてであり、昨年のレースでは1日目で優勝、2日目を2位という好成績で終えています。ヨーロッパ各地での長年の経験を、雨や雪が降れば凄まじい状況となるこの野辺山でどう生かすのか?シクロクロスファンだけではなく、多くの選手達が参考にしたくなるような走りが今年も見れることでしょう。エミル・ヘケレのインスタグラムはこちらから。

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