UCIエリート男子 レースレポート DAY2(日曜日)

投稿者: | 2017年11月26日

Raphaスーパークロス野辺山を締めくくる日曜日のUCIエリート男子レース。前半から独走し、後続を寄せ付けない走りでオーストラリアチャンピオンが勝利したレースを振り返ります。

土曜日に続いてスタート直後から先頭でレースをリードしたのは前日に2位に甘んじたクリストファー・ヨンゲワールド(Flanders JBlood)。オープニングラップを先頭で終えたオーストラリアチャンピオンのヨンゲワールドにはギャリー・ミルバーン(SPEEDVAGEN X MAAP)と竹之内悠(東洋フレーム)が追いついて先頭は3名のパックとなります。

先頭3名に続いたのは小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)とケヴィン・ブラッドフォード(SET/Coaching.com)、そして前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)たち。前日の勝者エミル・ヘケレ(Stevens Bikes Emilio Sports)はこの日も比較的スローなスタートで、10番手あたりから徐々にポジションを上げていく走りを披露します。

3周目に入ると先頭ではヨンゲワールドの独走が始まり、ヘケレとミルバーンの2名が協調しながら追いかけますがタイム差は広がるばかり。観客が集まったシケインを毎周回バニーホップで越えたヨンゲワールドが誰にも追いつかせない力走で単独フィニッシュしました。

ヘケレとミルバーンは互いにアタックを繰り返したもののペースは上がらず、むしろ後続の前田とアンソニー・クラーク(Squid Bikes)の2名とのタイム差が詰まる展開。最終的にミルバーンを引き離したヘケレが2位、ミルバーンが3位に。日本人最高位の前田をスプリントで下したクラークが4位に入りました。

UCIエリート男子結果
1位 クリストファー・ヨンゲワールド(Flanders JBlood)57’27”
2位 エミル・ヘケレ(Stevens Bikes Emilio Sports)57’51”
3位 ギャリー・ミルバーン(SPEEDVAGEN X MAAP)58’04”
4位 アンソニー・クラーク(Squid Bikes)58’08”
5位 前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)
6位 ケヴィン・ブラッドフォード(SET/Coaching.com)58’22”
7位 竹之内悠(東洋フレーム)58’54”
8位 小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)59’07”
9位 横山航太(シマノレーシング)
10位 キャメロン・ベアード(Cannondale/Cyclocrossworld.com)

カテゴリー: 2017