UCI 男子エリートリザルト&レースレポート(30日)

投稿者: | 2014年11月30日

イタリア3色に染まった野辺山シクロクロス2014。大会2日目の最後を飾るUCIエリート男子レースはまたしても、イタリアU23ナショナルチャンピオンの手に落ちました。ワールドクラスの強さに、夕暮れの会場がシビれました。

80名の出走があったUCIエリート男子は、前日同様、ジョエーレ・ベルトリーニ(セライタリア・グエルチョッティ)が先頭に立ち、それをザック・マクドナルド(Cyclocross Project2015)が追う展開。

この日のサプライズは前日2位のティム・ジョンソン(Cannondale/Cyclocrossworld.com)のリタイヤ。昨日のザックに替わり、海外来日選手に野辺山の泥が牙を剥いた格好に。一方のザックは懸命に追うもののベルトリーニの背中は終に届かず。

イタリア3色が観客とハイタッチで通り過ぎて行った後方では、前日同様に山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)と竹之内 悠(ベランクラシック・ドルチーニ)が3位の座を争う激しいバトル。これを制したのは前日同様に山本カズ。全日本選手権に向け地力を見せつけました。

ヨーロッパとアメリカ、それぞれのレベルの高さが浮き彫りとなった今年の野辺山シクロクロス。しかしこのレースを走った全ての選手がヒーローだった2日間。来場者と選手とが作り上げた、濃密な2日間が幕を閉じました。

UCI MENリザルト上位3名(2014年11月30日)
1位 ジョエーレ・ベルトリーニ(セライタリア・グエルチョッティ) 00:59:21
2位 ザック・マクドナルド(Cyclocross Project2015)      +00:48
3位 山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)           +01:06

Rapha野辺山高原シクロクロスレース2014 UCI ELITE MENリザルト 11月30日(pdf)

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