UCI 男子エリートリザルト&レースレポート(29日)

投稿者: | 2014年11月29日

女子レースの白熱をそのままに、71名がスタートラインについた男子エリートレース。イタリア、アメリカ、日本と強豪が揃ったレースに注目が集まりました。

重馬場となったレースで最初に飛び出したのはザック・マクドナルド(Cyclocross Project2015)。これに反応したのは全日本チャンピオンの竹之内 悠(ベランクラシック・ドルチーニ)。しかしマクドナルドを追い上げたのは、白地に赤のジャージではなく赤白緑のイタリアチャンピオンジャージ。前週のマキノを制したジョエーレ・ベルトリーニ(セライタリア・グエルチョッティ)が2周目に入る頃には先頭に躍り出ます。

スタートで出遅れたアメリカのシクロクロススター、ティム・ジョンソン(Cannondale/Cyclocrossworld.com)がじわじわと順位を上げる中、マクドナルドが2度のメカトラブルでレースを離脱。レースはベルトリーニとジョンソンの争いに。

竹之内と小坂 光(宇都宮ブリッツェン)のコンビは離され、3番手に上がってきたのは山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)。ジョンソンは一時14秒までベルトリーニとの差を縮めるが、踏み直したベルトリーニが追いつくことを許さず。最終的に41秒の差をつけて優勝。野辺山シクロクロス2014の初日、男女でイタリアのナショナルチャンピオンが勝利を飾りました。

泥まみれのレースで、フルラップ完走者は12名というサバイバルレースに。ゴール後、選手たちは立っていられないほどの追い込んだ様子に、歓声と賞賛の声が上がりました。

UCI MENリザルト上位3名(2014年11月29日)
1位 ジョエーレ・ベルトリーニ(セライタリア・グエルチョッティ) 01:01:04
2位 ティム・ジョンソン(Cannondale/Cyclocrossworld.com)   +00:41
3位 山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)           +02:09

Rapha野辺山高原シクロクロスレース2014 UCI ELITE MENリザルト 11月29日(pdf)(※2014/12/01 修正)

カテゴリー: 2014